ゲーム開発におけるUI/UX手法

WEB+DB PRESS Vol.77の「UI/UX未来志向」の記事によると
「UX/UIはゲームを作るときは必ず考える必要がある」

○ダイエジェティック手法(diegetic)
映画で使われる手法。音源でいうと、映画の中で楽器が演奏されてそこから音が聞こえてくるのに対して、映画のシーンにあとから音楽を付け加える(演出する)ことがある。前者をダイエジェティック音(diegetic sound)と呼ぶ。登場人物に聞こえている音といえる。
これをゲームに活用する。
敵モンスターの体力を数値で表している場合(HP150など)、ゲームをしている人に見せているものであり、ゲーム内の人物などは見えてません。ダイエジェティック手法を用いると、体力が減ってくると疲れた表情になったり、角が折れたり体に傷がついてきたりして、体力が無くなったことを示すことができます。
この手法によって得れるユーザ体験は、リアリティです。主人公と一緒になりゲーム世界への没入感を高める効果があります。

○インストラクション
昨今のソーシャルゲームは、ほとんどこのインストラクションを使っています。
昨今のゲームは難しく、どう遊んだらいいのかわかりません。遊び方を学習する必要があります。
できるだけ自然なプロセスで遊ばせることが大事です。
ただ強制的に進ませるのではなく、自然に学ばせるのが大事です。

スーパーマリオブラザーズの1-1では、ブロックの山が2か所あり、中央が谷になっています。最初は谷の底は地面があるのですが、2つめはありません。これは、1つ目が練習になっているのです。
ゲームのレベルデザインというのも同時に考える必要がありますね。

もちろん、インストラクションが必要ではないゲームを作るのも大事かもしれませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です