phpのバージョンアップスピードの速さはすごいですね。もう7です。RCも取れて現時点での最新は7.0.6です。phpのホームページにもできるだけ以前のバージョンのソースコードが動くように作られていると書いてあったので挑戦してみました。
phpのインストールには、2つの方法があります。phpのホームページより、ソースコードを落としてきて、
./configure
make
make install
という手順と、パッケージをインストールすることです。
今回はパッケージを利用することとします。php含む関連する者たちのバージョン管理が容易になるためですね。
パッケージ管理のyumでインストールすることとします。
ただ、現在のほとんどのLinuxOS(Redhat系)の参照しているyumリポジトリはすべてphpは5.4までとなっています。
そのためphp7の利用できるリポジトリを追加設定します。
一番メジャーなリポジトリがRemiリポジトリです。
http://rpms.famillecollet.com/
Remi’s RPM repository
YumにRemiリポジトリを追加
Remiを追加する際にEPELリポジトリが必要となりますので、EPELとRemiリポジトリを追加します。
以下Remiをインストールすると同時にepelもインストールされますので実際にはRemiのインストールだけで大丈夫です。
以下のコマンドで一気にインストールできます。
[code]yum install http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-`rpm -q –whatprovides /etc/redhat-release –qf ‘%{version}\n’`.rpm[/code]
PHP7のインストール作業
現在のPHPバージョンを確認
[code]rpm -qa | grep php[/code]
上書きはうまくしてくれないので、いったん削除することをお勧めします。
[code]yum remove php*[/code]
ワイルドカード*を使う場合は、上記でパッケージ名を確認の上慎重に削除を行ってください。
PHP7.0をyumでインストール
[code]yum install –enablerepo=remi,remi-php70 php php-devel php-mbstring php-pdo php-gd php-common php-intl php-mysql php-pear php-mcrypt[/code]
インストール結果確認
[code]
rpm -qa | grep php
php -v
[/code]
php.iniを編集
[code]date.timezone = "Asia/Tokyo"[/code]
※これは必須となります。
あとは必要に応じて。
[code]
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
mbstring.http_input = UTF-8
mbstring.http_output = pass
mbstring.encoding_translation = On
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_charset = none[/code]