電車に乗っているときのこと。知らない人、サラリーマン集団の会話。
Aさん:おもしろいなー。信号が赤なのに走らないやつってどんなやつだよ。
Bさん:雨が降ってるとき。
Cさん:雪が降ってるとき。
Aさん:おもしろいなー。はじめてみたよ。
Cさん:動画をYouTubeにのせたかったよ。
ってな感じでした。面白い?信号が赤になって走らないことが面白い???それよりも、その会話の掛け合いが面白かった。うまいな~。まだまだ話は続いていたけど、漫才のように、テンポがよかった。
私なら、面白い?足が不自由だったとかじゃない?と言ってしまって、会話終了となると思った。ユーモアだよなぁ。
会話って、否定されると終わったり、険悪になったりするからね。みんなが肯定することで、盛り上がる。
それから、的確に答えを求めない。どうでもいい話題だからだろう。どうでもいい話は、どんどん肯定して盛り上げているのかな。
決して、あれは、こうんだんだよ!といわないってのは大事だろうな。
ネタフリもすばらしい。「どんなやつだよ」と問いかけている。
「どうおもう?」だと、「ある」「なし」の回答となりえる。そうすると、話が終わってしまう。「どんなやつ?」となれば、いろいろな「やつ」を創造し、回答していく。
トークのセンスがあふれてました。
いやぁ、勉強になりました。