MT4 でCAPTCHAという機能を付けようと思い、ImageMagic(画像作成ライブラリ)を導入してみました。
こんな感じの文字がでてきます。
ちなみに、これは、自動でスパムコメントを書き込んでくるやつらへの対策です。毎回違う文字が表示され、なおかつその文字がスキャンできないく、人間でしか確認できない文字情報なので、必ずコメントを書く人は人間ということが判別できます。
MT4への導入は、ドキュメントみても簡単そうだったんですが、導入してみたものの、画像が「×」となり表示されません。画像が表示されるべきところでプロパティを見てみると、ちゃんとありそうなURLが書かれていました。
そのURLをブラウザで表示してみると下記のエラーメッセージが表示されました。
「Can’t locate object method "Blur" via package "Exception 415: Postscript delegate failed `/tmp/magick-XXMzFFlT’" (perhaps you forgot to load "Exception 415: Postscript delegate failed `/tmp/magick-XXMzFFlT’"?) at lib/MT/Util/Captcha.pm line 168」
どうやら、ImageMagicの問題だと推測ができるのですが。。。
webで検索したところ、同一バージョンのImageMagicで同じ症状があることを確認しました。
では、ImageMagicの最新版を入れればと思ったのですが、yumのRPMを検索すると現在の最新が入ってました。ソースから入れるのはしんどいので(今後の管理上)ImageMagicについていろいろと検索していました。
そこでみつけたのがこのサイト。Windows版のImageMagicインストール記事なのですが興味深いところがありました。
:: Cepheid :: – ImageMagickのインストール
http://www.ss.iij4u.or.jp/~somali/web/_imagemagick.html
必須ではありませんが、Ghostscriptパッケージをインストールされることが推奨されています。 (バグが少ないバージョン7.05が好ましいようです) これはPostscriptやPDFファイル等のレンダリングに使用するようです。 また「Helvetica」や「Times Roman」の様なAdobe Postscriptフォントの標準セットをサポートするためにも使用される。
へぇ~。レンダリングに使用するんだ~。
と、早速、gophostscriptが入っているか検索したところ入っていない。
すかさずyumでインストール。
すると・・・
表示されました。
CAPTCHAできあがり!
設定方法は、
MT4管理画面より「設定」-「ブログの設定」を選択。
左メニューより、「コメント」を選択。
表示オプション以下「CAPTCHAプロバイダ」というところにプルダウンメニューが表示されている。
「Movable Type 規定」と選択。
以上で設定終了。
すべて再構築して終了。
試してみてください。