ジョニーデップが好きなのです。
前回書いた好きなものに漏れていたものがひとつ。
DVDをちょくちょくレンタルして観るのが好きなのです。
といってもこの趣味は割と最近始めたものなのでまだまだにわか程度ですがねー(:3 )===3
忘備録的に見た映画の事なんかも書いていこうかなーと思い立ったが吉日。
映画の詳しいストーリー解説というよりは本当に忘備録として感想を書き連ねて行く形になるかと思いますw
ということで、
今回は【スリーピー・ホロウ】です(・∀・)
【スリーピー・ホロウ】 1999年製作:アメリカ映画
監督:ティム・バートン
主演:ジョニー・デップ
主人公であるイカボット刑事が、辺境の村で起きた「首なし騎士の亡霊」による「連続首切り殺人」を調査しに行くところから物語が動き出します。
迷信といったものを信じないイカボットは村人が口々に言う「首なし騎士」の話を信じず調査を進めて行くが・・・
といった所が序盤のあらすじですね。
現実として「首狩り騎士の亡霊」は存在してしまい、イカボットの目の前で村の重役が殺されてしまうシーンもありました。
ザックザックと村人の首が刈られていくのは圧巻というかなんというか。
何回首狩りのシーンあったんだろう・・・
刈った頭をドシュッと剣で串刺して帰るシーンは息を呑むものがありました。
あれ映画館で観たら迫力あるだろうなぁ(゜Д゜)
調査を進めるうちにただの亡霊の仕業ではなく、人為的な悪意の上の「呪い」であることがわかっていきます。
ヒロインである地主の娘カトリーナ(クリスティーナ・リッチ)と、
父親の仇を取るために協力するマスバス少年(マーク・ピッカーリング)らと物語の核心へと近づいていく。
そして終盤に黒幕が・・・
あえてオチは書きませんので気になる方はぜひレンタルへ(:3 )===3
観終わった後の感想としては、
「怪奇モノ?でありながら世俗的な、どちらかというと『人の怖さ』を前に押し出したストーリーかなー」でした。
ホラーストーリーとしては少しパンチが欠けるかな、と思います。
現実的で論理的なイカボットが嫌悪する「呪い・幽霊」といった『非現実的』な現実に対面したシーンから
その否定したいものに対する葛藤がいまいち伝わりづらい、それとも特にそこを伝える気が無いのかなー、と。
母親が非現実的な理不尽で失われたことをトラウマとするなら、もう少し受け入れるまでの葛藤があってもイインジャナイカナー?とちょっと物足りない感じ。
もう少しどちらかの怖さに焦点を絞った方が呑み込みやすい気がしました。
しかし!舞台映像がすっごく綺麗!です!!!
ゴシック的な雰囲気と色使いがすんばらしくてhshsします!(・∀・)
まだ全部観たことがあるわけではないですが、ティムバートン監督の映像作品は総じて色使いが美しいなーと。
中でも印象的だったは黒と白、この2色のコントラスト。
主人公イカボット刑事の黒い衣装と、ヒロインであるカトリーナの真っ白いドレスの対比は計算の上だろうなーと思いながら観てました。
どこか影のある『黒』の主人公と、清廉な『白』のヒロイン。
わかりやすさも映画の雰囲気も壊さない定番の配色でありながら、見せ方がすごく上手いから引き込まれてしまう。
でも衣装が黒いせいで、薄暗いシーンで顔だけボウッと浮いて見えるイカボット不気味w主人公なのにww
そしてジョニーデップのシリアスになりきらない飄々としたキャラクター作りは昔からなんだなーとニマニマしながら見てました ( ◜ ω ◝ )
いいなあ好きだなああの演技。真似できないキャラ作りだと思うのです。
最近はパイレーツとかローン・レンジャーとかのモッサリした顔周りの印象が強いけど、髭のないお顔素敵でしたよホッヒヒ。
ジョニデップ作品制覇したいなーー(・∀・)