コンピュータ業界(IT業界)における「ー」の使い方

先日、「サーバ」って何ですか?と質問を受けました。さっそく、サーバを知らないのかと思って「クライアント」と「サーバ」について説明を始めました。説明していると納得した様子で「サーバー」のことなんですね!と。

聞きたかったことは「サーバー」は知っていたけど「サーバ」は知らなかったとのこと。

IT業界においては、英単語にしたときの「er」にあたる部分は、日本語のカタカナにしたときにはカットします。

  • コンピュータ(computer)
  • プリンタ(printer)
  • エンジニア(engineer)

などなど。

  • ソフトウェア(software)

これはもともと「er」ではないので「-」は付きませんね。

  • サーバ(server)

サーバについても同様に「-」をカットしてもよいのですがちょっと違うときもあります。
「サーバー」と書く場合も多々あるのです。これが混乱の原因でしょうね。

※「サーバ」のほかにも「ルータ」(rooter)もありますね。

これは、カタカナにしたときの文字数が3文字以内の場合には「-」をカットしない、という風習があります。この風習を取り入れるかどうかは、個人にお任せな状況です。

ただし、同一文章中に「サーバー」だったり「サーバ」を混在させることはやってはいけません。個人的には、初心者向けには、「サーバー」と伸ばして使い、IT業界向けには、「サーバ」を使うようにしています。

余談ですが、
例外ですが、「ハッカー」(hacker)は、「ハッカ」とはしませんね。どちらかというとコンピュータ用語とは言えないので「-」を取らないのかもしれません。

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