「ウェアラブル」の中でも「ヒアラブル」というものが注目されています。
日本だとNECが開発。NECはカメラで人を認識する技術は有名でしたがこの分野もきましたね。Googleは、昨年11月に発売した「ピクセルバズ」があります。日本ではまだ発売されてないようですが、日本語に対応しているとのこと。
利用するには、Pixel Budsのイヤホンとそれに対応したGoogleの端末「Pixel」が必要です。
これらをセットで利用すれば、同時通訳が実現です。
- 自分がしゃべった言葉は、翻訳されてスマホから発音。
- 相手がしゃべった言葉は、イヤホンで翻訳されて聞こえる。
この精度がどこまで高められるかで、オリンピックのような国際的な行事がある時に、かなり役に立つものになりそうです。
翻訳以外にも、耳の奥に温度センサーの光を当てれば、体温がわかる。常につけっぱなしなわけだから、細かな体温の管理もしやすくなる。体温が下がると免疫力も下がるので、観戦病などの対策にもよいでしょう。となれば医療面からも注目されるでしょう。
問題点がひとつ指摘されているのは、バッテリーの持ち。4~5時間とのこと。だた、このバッテリーについても小型大容量化が進んでいるので、何れ解消されるでしょう。
次世代ITは人の五感
さらに、日経新聞では「次世代ITは人の五感に移行」とあります。
触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚。
面白いものがどんどん出てきそうですね。
余談
こういったITやAIによって「人類が支配される」と考え恐怖に感じる方がいますが、これは恐怖ではなくて「人類が進化していく」過程であるわけなので希望的感情で受け入れていく必要があります。それらを創造する分野でなくても、利用できるようになることが大事ですね。