コーチング

コーチングとは、正しい方向に導くことです。(と思ってます。)

「子供の心を開く 笑顔のコーチング」という本を読んでいます。

コーチングとは、社会人になってから聴くようになった言葉で、スポーツの世界では、監督と呼ばれるところです。選手を優勝へと導く役目があるわけです。

ビジネスにおいても、スタッフを正しい道へ導く必要があります。

「正しい」という判断は、会社としての方向です。会社としての方向へ向かって導くことがビジネスにおいてのコーチングだといえます。

子供に対してのコーチングとは、簡単に見えてかなり難しいのです。常に親や大人の行動をみて育つわけですから、知らず知らずに親と同じ行動をとっていることも多いです。子供を叱ることは、自分自身に叱っているとおなじこととも言えるでしょう。

子供を育てる上で、何もしないでも勝手によい子が育つと思っている、現にそうなっているという親にとっては、必要ありませんが、
だれしも、子育てには悩まされるものです。自分で意識していない部分の映しえであることが多々あるからです。そうなると、自分のこともわからずに親になるような年齢まですごしてきたわけですから、子供のことなど解るはずがありません。そもそもわかろうともしてないかもしれません。

そうなると、叱る、という単純な行動に出てしまいがちです。暴力、暴言、権力、、、、威力で押し付けようとする。そうすると子供はどうなるでしょうか。いつか爆発するでしょう。

器に詰め込みすぎたわけですから。

 

子供に対しても、ビジネスにおいても同じことです。

 

よく、子供がいたずらしたり、わがまま言ったりしたときに、「○○買ってあげないよ」とか「買ってあげるから○○はやめよう」とか、ものを買ってあげなくとも、なにか交換条件のようなことを言ってしまいます。
「悪いこと、いけないこと」に対して、それをやめてほしいから交換に「別の楽しいこと」を与える。【トレード】しているわけですね。大人になればなるほど、このトレードがうまくなり、トレードオフという言葉がありますが、お互いにいい条件を作ることがうまくなります。

子供にとっては、交換条件であるわけで、逆を言うと、悪いことをすると、自分の好きなものがもらえると思ってしまうかもしれません。

(もっと低レベルで考えると、犬のしつけも同じです。)

大人の場合、どうでしょうか。

不満を持っている部下がいたとして、その不満を解消するために、ボーナスをあげるからがんばってなんて、交換条件をだしていないでしょうか。

不満はその瞬間は解消されたかもしれませんが、不満となっている原因は、解消されたでしょうか。

そう考えると、大人でも、子供と同じです。大人の中の子供をみつけ、子供を導くひつようがあるわけですね。

ここで、コーチングが必要になるわけです。大人よりも子供のほうが簡単です。思っていることを表現してくれます。大人になるにつれて、自分の思いを外へださなくなるため、うまくコーチングできているかわからなくなります。

お子さんをもつ親の方でしたら、ぜひ、子供を上手にコーティングして育てれるようになることが、ビジネスにおいても成功させることができるんではないでしょうか。

 

今回読んだ本は子供に対してのことばかりですが、その中で、自分でどのように考え、実行するかは、自由です。書いてあるとおりに実行するのもいいですが、書いてあることを実践しつつ、自分のものとしてほしいです。

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